怒られたorz

先日,コメント欄に「自分の病気を自分で判断できるのが」云々と書いたが,たまたま電話していた同期(耳鼻科医)に「誤診じゃねぇの」と愚痴ったところ,懇々たるお説教を食らってしまった。曰く

  • 骨伝導は20dB程度の誤差があるので,気導骨導差(A-B gap)があっても小さければ突発性難聴は否定できない。
  • よって,誤診ではなく診断的治療だったと考えるべきである。実際ステロイド内服で改善がみられている。
  • 突発性難聴は再発しないのが特徴だが,数ヶ月単位で症状が変動することがある。一旦回復したからと言って治療を中止するべきではない。

のだそうである。
餅は餅屋だなぁ。看板しょって仕事してる人を馬鹿にしちゃいけないや。(^u^;)う〜ん
二度と行かねぇと思ってましたが,とりあえず1週間たったところで,もう一度受診してみることにします。
知識は諸刃の剣。医師だから自分の病気は自分で判断できるなんてのは危険な思いこみ*1で,医者の友人知人が多いコトの方がはるかに重要なことなのだろう。もっともコレって必ずしも純粋に長所と言えない,随分微妙な環境でもあるのだけど。

*1:患者を紹介せず(できず)自分で全て診ようとする医者ほど恐ろしいモノはない。